ふらいんぐ・ばーすでー 連日の厳しい練習と猛暑に、その夜も天国は倒れるように布団にもぐり込んだ。 くたりと投げ出した腕も足も、疲労困憊している。 けれど、それは充足感も伴う心地良い疲れで。 腕も脚もゆるゆると溶けていくような感覚は、嫌いじゃなかった。 「俺は今地球に溶けるぜ……」 呟きは、あくまで小声で控えめに。 ツッコミのもらえないボケは、なかなかに哀しいので。 瞼を伏せれば、浮かび上がるのにも似た感覚で意識が薄れていく。 意識を手放した天国の枕元に置かれた携帯が音を立てたのは、日付が変わる十分前のことだった。 ・ここから先のお相手は選択制になっております。 下記からお好きな相手をお選びくださいませ。 それぞれの話は独立した設定になっております。 その点をご理解頂きますようご協力お願い申し上げます。 では、数は多くないですがどうぞv 携帯を鳴らした相手は…… ・司馬葵(恋愛未満) ・御柳芭唐(恋人設定) ・犬飼冥(付き合い始め) ・霧咲雀(私的顔なじみ設定) ・沢松健吾(鬼ダチ) |
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