日々徒然ときどきSS、のち散文
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2006/06/17(土)
めもどき


メモもどき。の略。
日記を書ける心境ではないこと+ネタがないので散文っつか断片ネタっつか。




殺したいほどに誰かを憎んだことも、
殺してしまいたいほどに誰かを愛したことも、
なかったのだと気付いた。
俺は不自由の中で、それでも自由だったのだ。
(ルーク)



すげー好き。
言えるはずもない言葉と想いを抱え続けて、幾度も飲み込んで。
見えない場所に落ちてった見えない感情。
暗い深い場所で静かに折り重なって、きっと。
いつか。
俺を殺すんだろう。
それは予感なんて生易しいものじゃない。
きっと現実になる、確かな未来視。
(御柳)



思いを告げたのは雨の日で。
別れを決めた日は快晴だった。
どこまでも俺の心を裏切る空模様。
雨に紛れて泣くことすらできないなんて。
(天国)



穏やかな眼差しの貴方はきっと気付いていない。
その頬にツメを立ててこっちを振り向かせてみたら。
それでも困った様に笑うだけなんでしょう?
私の心を知らない人。
優しくて残酷で、でもきっとずっと清廉な。
(神楽)



変わらず、ずっと。なんて。
ないものだと知っている。
変わり続ける世の中で、それをどうにかしたくて、
どうにもならないのに足掻いていた事もあるくらいだから。
それでも。
砂糖菓子のような毎日を手放せず。
(銀時)



誰かを呼び、返事が在る。
誰かに呼ばれ、返事をする。
単純なそれが、こんなにくすぐったかっただろうか。
呼ばれる回数が、人が増えて。
僕はまだ世界と繋がっているのだと知る。
(新八)