日々徒然ときどきSS、のち散文
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2006/06/15(木)
Birth or Rebirth


本能と理性の狭間で

頼りなく揺れる焔を

嵐からもがき足掻き護っていた

うずくまり震えていたら

声が聞こえた






幼稚園の時に仲の良かったコが突然尋ねてきました。
結婚もして、子供も二人。
2歳と1歳で、男のコと女のコ。
かーわいーなー、久し振り過ぎて一瞬誰だか分からなかったけど(だって何年ぶりだよ!)
で、子供がぐずってるのでウチの近くに在る児童館に行ったんですよ。
そこで始まった話が 宗 教 講 座 、みたいな。
あー、そっかー、そうだよねー、あはははは。
連れの(もう一人女性がいた)人ってばこの辺詳しくないようなこと言ってたしねー。
誰だろーって思ってたんだよねー。
用でもなけりゃー何年連絡とってないんだか分からない友人を訪ねてきたりしないよねー。
つうか子供をダシみたいに使うのはやめてあげようぜ。

けっ、ぺっ。
悪ぃが俺ぁ宗教っつーのがでえーっきれーなんだよーだ。
信じる信じないはそちらさんの勝手だが幼少期のトラウマががっつりばっちり残っちまってる俺に宗教っつーのは鬼門なんだっつーのバーカ。
いやね、信じる人はいーよ別に。それで救われんなら結構じゃんよ。
でもな、もう俺は金輪際関わりたくねーの、どんな代物にも。
何持って来られても信じることなんざできねえーっつーの。
一度つけられた傷ってーのはよ、例え治ったように見せても痕は残ってんだよ。
思い出す度に疼いたり痛かったりすんだよ。
もー途中から愛想笑いもできなくなって、頷くことも出来なくなって、微動だにしなかったわ。
むしろ意識して動かなかったっつーか。でも目はそらさなかったけどね!(え、喧嘩?)


あー喚いたらスッキリした★
いやぁでもこういう心境って後々小説書く時に役立ったりするからね!
ふふふ、何事もタダでは起きないのが金沢のポリシーなんですよ。
信じてたのに裏切られたぁ、がーん! って心境ならこれでがっつりリアリティありまくりで書けますぜ。
……何か虚しくなってきた……
あれ、モニタが霞んでるぞ、おかしいな、へへ……

あーこの心境を忘れないうちに「ヴァン師匠、なんで…?」なルークでも書こうかな。
何でもかんでもネタになる辺り健康なんだか不健康なんだか。
いやでもそうでもしないとやってらんねーっつーの、ぺっ(すいません行儀悪くて)


◆数時間おいてからの追記/小説風◆
嫌悪と恐怖は同居する。
声を震わせながらも人は笑う事が出来る。
瞬きも相槌もせずに、息さえもひそめて話を聞きながらそんなことを考えていた。
聞いていた、とは名ばかりで音は意味となって耳には届かず。頷くな、目を逸らすな、そんなことばかりが頭の中を巡っていた。
抱えた傷、その根は深く。
消え去る事はないのだろうと気付かされる。
雨の季節はあまり良いことがない。
だから、キライだ。
とうとうそう言い切ってしまえるようになった。それが、淋しい。

(それでも私は私の中に在るちっぽけにも見えるだろう確固たる信念を譲る気はなく護り続ける気満々なのだ。意地にも似た自分の強かさが、私は結構キライじゃなかったりする。)





そんな気がしただけ

かもしれないけど

その声は俺に全てを与えてくれて

同時に 全てを壊すものだった

正しいか正しくないか なんて

俺には最初からなくて

それしかなかったから

ただ しがみついた