日々徒然ときどきSS、のち散文 |
2006/05/18(木) |
TOA・私的考 私的ED解釈 |
通しで言うと一度しかやってないんですけど。 音素とか大爆発とかの詳しい原理とか分かってない部分も多々あるんですけど。 とりあえず、私的感想というか解釈を。 結論から言うと、EDの彼はルークでもアッシュでもないと思います。 同時にどちらでもある、と。 判断材料は ・ワイヨン鏡窟二度目の時、実験チーグルのオリジナルの檻が空でレプリカの方だけ残っていた(アッシュがそれを見て意味深な一言) ・後のシェリダンで↑で助けられたチーグル(スター)とジェイドの会話でスターが自分はオリジナルだと発言(自分は一度死んだが何かが入ってくる感覚の後生きていた、その後レプリカはいなかった多分死んだ、など) ・ネビリム撃破後、グランコクマ基地でのジェイドとディストの会話(記憶は残る、記憶しか残らない、など) 大爆発という現象が公式でどう設定されているのかイマイチ分からんのですが、上記のように断片的に見えているものから推察。以下はその私的見解。 完全同位体が作られるとオリジナルは一度死亡(明確な死亡時期は不明、ただ何らかの前兆はあるらしい、音素の乖離がどうとか…?) オリジナルの死亡後、その意識もしくは音素は完全同位体であるレプリカに引き寄せられ、同化する。 それによりレプリカの意識は消失、オリジナルの自我が目覚める。 だが肉体はレプリカのものである為、それまでの記憶はオリジナルの中に残る。 …みたいなのが大爆発っていう現象なのかなあ、と。 スターが言ってた何かが入ってくる感覚っていうのはスターが感じたものではなくスターの同位体の記憶なのではないかな、と。 記憶云々の話がスターから出てこなかったのは、スターとそのレプリカが受けていた待遇っていうのはそう変わらなかっただろうと思われるので、スターはレプリカの記憶もあるってことに気付いていないだけじゃないかな。 一度完全同位体を作れれば、後は観察とか検査ぐらいしかしないだろうと勝手に予測して。 (量産された同位体…単なるレプリカは情報と機械さえあれば珍しくないみたいだけど、音素振動数まで同じ完全同位体は珍しいというか貴重っぽい、みたいなことをどこかでしていた…ような気がしたりしなかったり。コーラル城でディスト辺りが) …とすれば上の私的仮説というか解釈というかは辻褄が合うかも、とか。 という、この解釈だとEDの彼は体はルークで自我はアッシュ。ただし記憶は2人分あり。 なのではないかなと思われます。 音素関係曖昧な部分も多々あるので間違ってる自信ありだけどね!! とりあえず攻略本とかの公式の言葉に全く触れていない状態で(ただし重要だと思われるサブイベントは見た)のED解釈はこんなもんです。 3年戻ってこなかったのは…やっぱ色々あったんじゃないですかね。 スターみたいに単純な問題ではないでしょうし、彼らの場合は。 かなり葛藤したと思うのですよ、私の解釈Ver.だと。 自我はアッシュで、そうすると自分の死んだ記憶はある、でも生きてる、その上ルークの記憶まである、なんてなー。 そうなればやっぱり自分が相手の(まあ同位体だから一緒て言やあそうかもしれないですけれどもね)体で生きてることにも否応なしに気付くでしょうし。 しかもスターの口ぶりからするとレプリカの記憶って元々オリジナルのものであったみたいに違和感なく馴染んでるみたいだしなー。 そうなった場合はやっぱり「俺は誰なんだ?」って感じになるんじゃないか、と。 自我はアッシュとしてあるけど、でもルークの記憶も違和感なくある、じゃあ俺は? みたいなね。 その俺は誰なんだ、を自分の中で消化して、どちらの記憶も自分のものだと背負って生きていく覚悟が出来た、そうした上での3年後なのかな、と思います。 だからこその最後のあの言葉、表情なのかな、と。 アッシュもルークも強い人で、その記憶を背負った「ルーク」が弱いままでいられるわけがない。 ED後の彼がどうなっていくか、はプレイヤーの想像に委ねられるわけですが。 (そもそもサブイベこなしてないとあれは単純にルークだと思うよなあ……) ティアとくっつこうとナタリアとくっつこうと、はたまた一人を貫くとしても(笑)悩んで迷って、それでも強く生きるんだろうなあ、と思います。 ……個人的には2人ともに生きて幸せになってもらいたかったけどねっ。 ある意味ではどちらも幸せになれる、とも言えないこともないのかなー、だけど。 私的解釈なので更に好き勝手書いちゃうと。 この場合だとティアともナタリアともくっつけないよなー(笑) だってどっちも大事だと思うもん。で、その気持ちがどちらも嘘ではないだけに、余計にどちらも選べないんじゃないかな、と。 ED後の「ルーク」のその後、希望としては世界にまだ残ってるだろうレプリカの保護とかに携わって欲しいかな、と。 レムの搭での約束が、キムラスカ・マルクト両国間でどんな風に守られているのかは分からないけれども。 スコアと同様、人の心に一度根付いたものっていうのはそう簡単に覆せるものではないから。 3年やちょっとじゃきっとまだまだ微妙かつ危うい位置に立たされているであろうレプリカを、その足元の土台を支えるようなことをしていって欲しいかな、とか。 うーわーホント私的妄想だ(笑) ※補足・友人さまが攻略本からビックバンについての記事を抜粋してくれました。 完全同位体(同位体、ともいう。)のオリジナルに発症するもの。 同じ存在であるレプリカの情報を回収するため、音素乖離してレプリカを吸収し、オリジナルと再構成する現象。 結果、レプリカは存在していた時の記憶をオリジナルに残して消滅し、オリジナルは2つの過去を持つことになる。 ですってよ! 金沢さん、正解ではないけどまあまあいいとこまでいってたじゃん。 しかしまあ、なんだ。あれだな。 これだとさあ……EDに帰ってきた彼、まんまアッシュってことじゃね? いや、いーんだけどさ……どっちも好きだけどさ…… 操作してた分ルークに愛着あるんだよォォォ!!!(泪) |