日々徒然ときどきSS、のち散文 |
2006/05/05(金) |
咲き誇れ、色褪せるまで |
たとえば百万の愛の言葉を並べてみたって 届いて欲しいたった一人に届かないなら 聞いて欲しい人が耳を傾けてくれないなら それはただのガラクタ同然なんだ カウントダウン、です。ってまあ、とっくに開始しちゃってるけど。 終わりが実感できないのは、新木場、名古屋、大阪って。 どんどんいつも通りになってったからで。 実感ができない自分と、時間が止まればいいのにって思う自分が綯い交ぜになってる。 こわいなあ。どうなるんかなあ。 多分、どうにもならないんだろうなあ、とは思うんだけど。 私一人がいてもいなくても、世界は回るから。それと同じことで。 大好きだったものがなくなっても、それでも生きるんだろうなあ。 FLにも書いたけど、ね。 いいとか悪いとかじゃなくて、ただ、淋しい。 どうすればいいのか分からない孤独感にも似た淋しさが、ひたひたと押し寄せてくる。 喪失することの痛みは、いつだって慣れない。 大人になれば泣かないですむんだろうって思ってたのに。 年月を重ねれば重ねるほど、泣きたいことが積み重なっていく気がする。 それでも。 目は、そらさない。 大好きだから、尚更。 陳腐でも短くてもいいだろう? そこに在るのはただ心だけだから 色褪せたって後悔なんてしないよ 伸ばした手が届くかどうか そんなの誰にも分からないから 明日がなくたって それでも 振り向いたアンタが少しだけでも 笑って、くれるなら。 |