日々徒然ときどきSS、のち散文
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2005/03/19(土)
浚われたいと思う、あの抗えない波に


息ができない

苦しい

泣いてしまえば

楽に、なる?






日本ひきこもり教会(違う)で放映されていた「ケータイ短歌」をうっかりまじまじ見てしまいました。
聞くともなく聞きながら、やっぱり言葉は好きだと思ってみたりして。

今はフィギュアが垂れ流しです。
何気にクラシックも好きです。詳しくないですけど。

フルオーケストラってやっぱり音が深くて好き。
でもアコギ一本ってのも凄く好き。
結局何でもかんでもかい(笑)
自分では演奏とかが出来ないから、スゴイなあ好きだなあ、っていう感情が純粋にあるんだろうなあ、と。


言葉だと、それだけじゃない感情が入り混じってくる。
綺麗で、スゴイなあ、と思うのと一緒に色々な感情が混ざる。
憧憬、焦燥、そういうのが全部一緒になる。正反対の感情は一緒になれる、もんなんだなぁと思う。
複雑で、それでいて単純で、でも何より深くて。
届いたと思う先からすり抜けて逃げていく、それがあたしにとっては言葉で。

追って追って、掴んだと思ったらまだ全然一端ですらないけど。
それでも好きだから、やっぱり言葉と向き合うしかないのかなあ、と。
拙くても、たどたどしくても。
自分でそうと決めたことだから、辛く思うことでも受けいれる心構えはちゃんと在る。

あたしは事実、どうしようもない人間で。
中途半端だし、迷惑だって沢山かけてるし。
諦める癖も治らないし、我侭だし。
それでも、譲れないものが在るのは幸せだと思う。
みっともなくて、自己満足で、それでもしがみつきたいと思えるものが在るのは。

そんで、その自己満足に少しでも何かしらの反応を頂いたり、仲良くさせてもらったりとか。
そういう、幸せなことを運んでくれるのが言葉だから。
あたしにとって、それだけが唯一人に見せられる、誇れるものだから。
多分、この先も無様にしがみつき続けようと思う。

苦いこと以上に、幸せ。
正しいかどうかなんて分からないけど、それを感じられる自分が、しあわせ。
ありがとうございます。…って言いたいんだ。
誰に言えばいいのか分からないけど、敢えて言うなら多分世界に。





大き過ぎる波は

この心をいいように揺さぶって

翻弄して

ぐちゃぐちゃにかき乱して

それでいて最後に笑うんだ

残酷に

大好きだよって

言い放つんだ