高瀬'S コメント

全体的には軽くホンワリさせて、
包帯と腕を縛っている紐はインパクトが出るように純度の高い赫にしました。
…どうかな?
ちょっとエロティックで、ダークなカンジがでたかしら?(ドキドキ…)
主線がシャーペンなんで、柔らかく見える?


『ガンジガラメの〜』は、私の中でこんなカンジ。
ダークでエロティック。
でも、高校一年生なのを忘れないように。
毒は吐くし、する事も大人びてはいるけどまだ少年の域を出ていない。
…有る意味一番残酷な事を出来るのもこの時期のコ達だと思う。

芭唐には嫌でも大人に成らざるを得なかった苦悩を。
猿野には少年期特有の不安定な精神状態と一途さを。
犬飼には過去に捕われたままの心を昇華する強さを。

こんなカンジ。
全然強くなんかない彼等が好きです。
精神が、心が『独り』を拒絶する。
誰かと一緒に居たいと思うのは、きっと自然な事のハズ。
例えばそれが愛情でなく、同情だとしても。
そんな痛いヤツ等が堪らなく大好きです(苦笑)

 

 

 

高瀬氏に頂きました、芭唐んです★
連載小説に寄贈していただきました。

ちなみにコメントはメールより一部抜粋でございます。
好き勝手に抜粋しちゃったけどあとで本人から苦情きたりして。
でもまぁ、そこは次回からコメントをちゃんと考えてくれよ、
という相方からの無言のメッセージでございますよ。
嘘嘘。一応マトモな部分抜粋しましたんで。

ちなみにタイトルの「ガンジガラメの赫い絲」は金沢の考えた煽りです。
こういう無駄なことを考えるのは大好きです。

UPDATE/2003.5.28